2023.06.22 「空間ID」が社会実装段階に ドローン運航管理や災害対策などに活用 政府も環境整備加速

PwCコンサルティングの技術拠点「Technology Laboratory」。VRゴーグルを装着して空間IDも体験できる=東京都千代田区

 3次元(3D)空間情報を活用した新サービスの創出に向けた取り組みが活発化している。その展開で鍵を握る仕組みが、3D空間上の位置を一意に特定できるようにする「空間ID(識別子)」で、ドローン(小型無人機)の運航管理や災害対策など幅広い分野を革新する可能性を秘める。政府も空間IDの社会実装を後押ししようと環境整備を加速し始めており、注目が集まりそうだ。

 PwCコンサルティングの先端技術発信拠点「Technology Labora...  (つづく)