2023.07.07 宇宙で大きく展開可能なフェーズドアレイ無線機 東工大の研究グループ、軽く柔らかな基板採用し軽量・小型化へ

無線機の構成

 東京工業大学の研究グループは、軽くて柔らかな基板を用いた、宇宙で大きく展開可能なフェーズドアレイ無線機を実現する技術を開発した。重量を4分の1にするなどの軽量・小型化で、衛星打ち上げコストの大幅削減につながる。衛星コンステレーションの普及を後押ししそうだ。

開発の背景

 スターリンクをはじめ衛星コンステレーションを利用した通信サービスが全世界で提供され始め、地上のインフラが存在しない...  (つづく)