2025.04.10 LiBの熱暴走、効率的に評価 東大などの研究グループが革新的な手法 蓄電池の開発加速

 東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授、コ・ソンジェ講師、物質・材料研究機構(NIMS)エネルギー・環境材料研究センターの増田卓也センター長、山口祥司特別専門職、大塚裕美エンジニアらの研究グループは、リチウムイオン電池(LiB)の発火や爆発を引き起こして安全性に深刻な影響を与える「熱暴走」を効率的に評価する革新的な手法を開発した。

 熱暴走検出感度を高め、従来の50分の1以下の超小型電池での評価を可能にした。また、同手法を適...  (つづく)