2023.08.02 KDDI スマホ解体教室 リサイクルの重要性を学ぶ

スマホの分解を通じてリサイクルの重要性を学んだ

 KDDIは2日、大阪府熊取町の熊取交流センターで、小学生を対象としたスマートフォンを実際に分解することでスマホリサイクルの活動について学ぶ「スマートフォン分解教室」を開催した。参加したのは地元の小学生15人。参加者は、スマホの分解を通じてリサイクルの重要性を学んだ。

 同社と大阪府は22年12月に子ども・教育など8分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結。今回の教室の開講はこの連携協定の一環。大阪府が推進している「放課後子ども教室」に参画する意味で解体教室が実現した。この日は、熊取町で行われた府が進める「おおさか元気広場(放課後子ども教室)」に同社が解体教室の1時間のプログラムを用意した。

 教室の冒頭では、同社のリサイクルスマホの回収台数や回収したスマホのリサイクル率などを問うクイズを交えてスマホリサイクルの重要性を紹介。また、同社が取り組んでいるスマホリサイクル活動やリサイクルに関連する社会貢献活動などを紹介した。

 分解教室ではドライバーや千枚通しなどの工具を使い、実際にスマホを解体。基盤やカメラ、プラスチック、フィルム、モーター、ねじなどの種類に分けて分解を進めた。参加した生徒はスタッフや親に助けてもらいながら、道具を使いながら手作業で解体。各部品を仕分けしながら、リサイクルに結び付くことを学んだ。

 参加した学生は「スマートフォン分解という貴重な体験ができた。メイン基板を取り外せたことがうれしかった。今後もスマホを大切に使いたい」と話した。

 (後日、電波新聞にて詳報版を掲載します)