2023.08.09 【コネクター特集】七星科学研究所 顧客第一、産業用丸型コネクターを主力
七星科学研究所は、産業用丸型コネクターを主力とするコネクターメーカー。顧客第一の製品作りをモットーに、電源用から信号用多極・高圧大電流など多彩な製品を展開している。ケーブルハーネスにも注力し、あらゆるタイプのケーブルアセンブリーに対応、ユーザーから高い評価を得ている。
屋外用イーサネットコネクターのラインアップ拡充として、「ENJW/ENRW-28レセプタクルIDC結線」を開発した。110ブロック用パンチダウン工具を使用したIDC結線に対応し、ユーザーの使い勝手向上に貢献。直結線ができるジャックを搭載。盤内スペースが少ない環境下でも使用可能。屋外用防犯カメラなどに使用できる。防水性は結合時IP67相当。今夏以降の販売開始を予定。
高電圧コネクターは、新たに6.6kV仕様高電圧コネクターの1極タイプ「NHVC-321シリーズ」を開発した。使用電流20Aの小型単芯タイプ。高電圧試験機、検査機器、静電除去装置などでの使用が可能。絶縁用ゴムキャップを付属。今夏以降の販売開始を予定。
USB2.0防水コネクター「UNJWシリーズ」は、既存の「Aタイプ メス」に加え、「UNJWシリーズ タイプBレセプタクル」を開発した。USB2.0ハイスピードモード(転送速度480メガbps)に対応。2023年内の販売開始を予定する。
耐圧防爆コネクター「EPCシリーズ」は、同シリーズのケーブルグランドを23年秋発売予定。
このほか、「IPX9K対応コネクター」も開発中。同コネクターは保護等級IPX9K相当で、土木、建機、機械等への使用に適している。ワンタッチロック機構採用で結合が容易。