2023.08.21 サンフランシスコでロボタクシー本格稼働 アルファベット傘下ウェイモなど、全米のモデルになるか

ウェイモのサイトから

 米カリフォルニア州で、自動運転の「ロボタクシー」が本格化する。当局の承認を得て、アルファベット傘下のウェイモなどが、サンフランシスコ市内全域でサービスを拡大。「今や日常の現実であり、欠かせない交通手段」と訴求している。

 安全性や緊急車両への影響、タクシー運転手の雇用など懸念の一方、従来の運用で大きな問題がないことや利便性、波及効果などで期待があり、サービスを希望する人の待機リストには10万人を超える登録者があり、さらに増え続けているという。

 長年サンフランシスコに住んでいる市民は「80歳近くになり、運転はやめた。(ロボタクシーは)安全に到着し、リラックスできる」という。

 同社は「工事現場のスムーズな移動、緊急現場でのルート変更の改善など、さまざまなデータ学習を通じて、急速な進歩を続けている」と安全性を強調している。

 (21日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報しています)