2023.10.02 【炊飯器特集】パナソニック 「ビストロ」Vシリーズ
可変圧力IH炊飯器最上位機「ビストロ」SR-V10BA
「ビストロ匠技AI」を搭載
米の状態や火・水加減など3センサーで調整
パナソニックは、〝おいしさ〟へのこだわりを追求するとともに、〝おいしさ〟を科学し、食やくらしを豊かにする〝用と美〟を創造する調理器具として「ビストロ」シリーズを提案する。
このビストロシリーズで5番目の品ぞろえとなるのが炊飯器で、可変圧力IH炊飯器最上位機のビストロVシリーズ。10万円を切る価格設定(5.5合炊き)で幅広いユーザー層にアプローチする。
Vシリーズは、沸騰検知センサーとリアルタイム圧力センサー、釜底温度センサーという三つのセンサーを活用した「ビストロ匠技AI」を搭載する。
おいしいご飯にこだわるユーザーは多いため、品種や作柄、保存状態によっても変わる米に合わせ、火加減や水加減を調整し、おいしく炊き上げる。
ビストロ匠技AIでは、米の状態や室温などを検知し、約9600通りの中から最適な火力や圧力のプログラムを導き出す。
さらに、急減圧による爆発的な沸騰を起こす「急減圧バルブ」、加圧状態で熱風を送り込み、米表面の水分量を最適にコントロールする「加圧熱風ポンプ」により、米の一粒一粒に熱を伝え、うまみを引き出し粒感のある炊き上がりを実現する。
炊飯器にはこれまでもセンサー群は搭載していたが、新製品では特にリアルタイム圧力センサーで細かく圧力をセンシングし、微調整する点が特徴だ。
ほかのビストロシリーズにも採用されている調理環境をセンシングし、最適化するビストロ匠技AIについては、炊飯器に搭載するセンサー群の制御を今回アップデートすることで、米のプロフェッショナルが理想とする最高の炊き上がりを家庭で味わえるようにした。
ビストロ匠技AIにより、「火加減20通り」×「電圧2通り」×「圧力加減240通り」を掛け合わせた約9600通りの中から、最適な炊き方を自動調整する。
新搭載した加圧熱風ポンプで、熱風を釜内に送り込み瞬時に加圧できるようにした。残水量が少なくなる炊飯工程の後半でも加圧できるようになって調整の幅が広がり、理想の炊き上がりに近づけている。
米の銘柄に合わせた炊き分けを可能にする73銘柄の炊き分け機能なども備えている。5.5合炊きSR-V10BA、1升炊き同V18BAをそろえる。