2020.03.02 【LED照明特集】無線照明制御システム、太陽光と蓄電池連携を提案 オーデリック
「ZERO ENERGY CONTROL」の画面
オーデリックは、無線照明制御システム「コネクテッド ライティング」で、太陽光発電と蓄電池と連携した新たな提案に力を入れていく。
同社はコネクテッド ライティングで、太陽光発電と電気自動車(EV)、蓄電池を制御できるニチコン提供の「トライブリッド蓄電システム」と連携した「ZERO ENERGY CONTROL」を展開。LED照明と太陽光、蓄電池を連携することで、照明制御にとどまらない提案を加速している。
ZERO ENERGY CONTROLは、家庭内の消費電力量や太陽光の発電状況、蓄電システムの稼働状況をリアルタイムで見られるほか、過去の利用状況をグラフで確認可能。ネット経由で天気予報情報を読み込み、発電量を予測し、天気が悪い時は電気の使い過ぎを抑制するメッセージを事前に通知したりする。
これらの機能に加え、照明をアプリケーションに登録することで蓄電池残量に合わせて自動で照明を調光。家電制御の通信規格「エコーネットライト」対応機器なら、エアコンなどの家電も順次制御できるように機能拡張していく。
現在の蓄電量と天気予報をリアルタイムに把握することで数日間の蓄電量予測が可能。蓄電残量が少なくなった場合には、長時間の停電にも対応できるような照明の調整も行う。
オーデリックの照明制御システムはブルートゥースを使って、家中の照明をスマートフォンやタブレットから操作できる。「コネクテッドプラス」としてブルートゥースによる人感センサーも製品化している。
人感センサーは壁面取り付け具をねじを使って、センサー本体の球体部を吸着させるだけで家中どこでも取り付けられる。照明制御はグーグルのスマートスピーカで音声操作にも対応している。
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