2023.12.06 海洋音響技術活用し脱炭素貢献 OKIが事業化を検討 社内コンテスト発

先ごろあったイベントでYume Proなどの取り組みが紹介された。森孝廣社長(中央)と、鈴木さん(左)

 OKIは、海洋音響技術で脱炭素に貢献する事業の検討を進めている。藻場のCO₂吸収能力が高いことに着目し、計測を通じて、藻場の育成や再生を支援する。ブルーカーボン・クレジット(Jブルークレジット)として収益化できると見込む。社内全員参加によるイノベーション推進の取り組みの一環で、社内横断的な取り組みとしても注目される。

 同社は事業アイデアの社内コンテスト「Yume Pro」を実施している。具体的な成果を生み出す「実践モード」に...  (つづく)