2020.03.20 韓国サムスン、5ナノ生産ライン構築加速 EUV専用ファブを試験運転 台湾TSMCに対抗
韓国のサムスン電子がファウンドリ事業において、回路線幅5ナノメートル製品の生産ライン構築を加速させている。京畿道華城(ファソン)市に新設したEUV(極端紫外線)露光技術専用ファブ「V1」で6月にも試験運転を開始する予定だ。
サムスンは2月末にモバイル用チップ最大手の米クアルコムから次世代高速通信規格5G対応モデムチップ「X60」の製造を受注した。同チップは21年の複数のフラグシップスマートフォンに搭載される予定で、サムスンで... (つづく)