中国の大手スマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)は28日、開発中のEVを公開するイベントを北京で開いた。電池やモーター、ソフトなどを訴求し、2024年前半にも発売を見込む。米テスラに匹敵する車を目指すとし、EVを新たな収益源に育てることを掲げる。

　発表したのは、中大型セダン。高性能のモーターや、中国電池大手CATLの電池、自社のスマホ用OSを使ったソフトなどを搭載する。高度な運転支援機能も設け、自動運転にも展開する見込み。「ソフトウエアとハードウエアのエコシステムを搭載する」とアピールした。

　小米はEVへの参入をかねて表明して開発を進めている。ただ、中国ではEV市場の鈍化から、供給過多や価格競争も指摘されている。

　(後日の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です)