2020.03.27 SMT工程のX線検査装置の需要拡大
SMT工程のX線検査装置需要が拡大している
表面実装(SMT)ラインのプリント基板検査工程におけるX線検査装置の需要が伸びている。高密度実装基板、BGA(Ball Grid Array)、パワー系モジュール部品などが増え、これまでの光学式カメラでの検査が難しくなってきたことが背景にある。
X線は電波や太陽光と同じ電磁波の一種で波長は1ピコメートル-10ナノメートルと短いため物質を通過するが、高密度な物質や厚みがあるものほど透過しにくい特徴がある。胸部撮影、透視検査など... (つづく)