2024.01.19 山形大と関学大 、PBA NPとSWNT含む正極構造構築 イオン二次電池の超高速充放電化に成功
山形大学と関西学院大学は、顔料として広く知られる「プルシアンブルー」の類似体ナノ粒子を活物質とし、単層カーボンナノチューブを導電助剤とした新しい正極構造の構築に成功した。用途の可能性について多方面と意見交換しながら、大規模災害時などに適した「金属亜鉛エネルギーサイクル」の構築を目指す。
山形大理学部の石﨑学講師、栗原正人教授、関学大工学部の吉川浩史教授らの研究グループが発表した。電解質イオンと電子の迅速な移動で、10秒以下の... (つづく)