2024.02.28 OKIが産業用カメラを開発 被写界深度、従来の5倍

開発品の実装例(右)と従来型のデモ

 OKIは、マイクロレンズアレイ(MLA)技術を応用した産業用カメラを開発した。もともと培ってきた独自技術を応用したもので省スペース、長被写界深度の画像を取得できる。外観検査の省人化や効率化に寄与することを目指す。2026年度のレンズ提供を検討している。

 同社はもともと持つプリンターやLEDなどの技術があり、これを応用して開発した。従来のCIS(コンタクトイメージセンサー)比で5倍程度の被写界深度を実現。5ミリメートルずれても...  (つづく)