2024.04.09 日本財団がゼロエミ実証に成功 洋上風車作業船を約30キロ運航
ゼロエミッションの運航を行った「HANARIA」(提供=日本財団)
日本財団は「ゼロエミッション船プロジェクト」の一環として、3月26日~4月4日に北九州市小倉港で水素燃料電池を搭載した洋上風車作業船「HANARIA(ハナリア)」の運航の実証に成功し、海のゼロエミッション化の第一歩を踏み出した。水素専焼エンジンを搭載したゼロエミッション船の開発実証は2026年度を予定する。
今回の実証実験では、洋上風力発電施設への人員輸送や関係者の現地視察・見学などに利用できる旅客船に水素燃料システムを搭載... (つづく)