2020.05.08 吉乃川、旭化成、NIMS、NTT東、清酒の「におい」をデータ化 アルコール度数を瞬時に推定

タンク上部に設置した「においセンサー」

 日本酒の蔵元である吉乃川、旭化成、物質・材料研究機構(NIMS)、東日本電信電話新潟支店(NTT東日本)は、清酒が発する「におい」をデータ化し、ICTを活用した、においデータの分析・活用によって清酒事業者の業務低減や清酒の品質向上に取り組む。

 第1弾として、製造時のにおいデータからアルコール度数を推定・可視化する実証実験を5月下旬にかけて行っている。

 吉乃川では、高品質な清酒の製造を目指して、発酵過程...  (つづく)