2024.05.08 AGC、1~3月連結は営業減益

 AGCの2024年12月期第1四半期(1~3月)連結決算(IFRS)は、微増収ながら2桁の営業減益となった。

 セグメント別売り上げは、電子セグメントは液晶用ガラス基板の出荷増加や、EUV露光用フォトマスクブランクスなどの半導体関連製品の出荷増などにより、増収を確保。オートモーティブセグメントは、日本や欧州などでの自動車生産台数減により出荷が減少したが、為替効果や販売価格上昇により増収となった。化学品セグメントもパフォーマンスケミカルズの増加により増収となった。

 通期連結業績は従来予想を据え置いた。