2024.05.09 SMK、3月期連結は減収・営業赤字 得意先の在庫調整長期化で
SMKの2024年3月期連結決算は、家電市場や車載市場での主要得意先の在庫調整長期化などが響き、2桁の減収となり、営業赤字を計上した。
セグメント別売上高は、CS事業は車載市場向けコネクターが増加したほか、中国顧客向けスマートフォン関連の需要が年間を通じて好調に推移し、前期比2.9%増となった。SCI事業は、サニタリー用リモコンは増加したが、住設・エアコン用リモコンが減少し、車載用操作ユニットやタッチセンサーも顧客在庫調整継続の影響を受け、同25.9%減。開発センターは、モバイルプリンター用ブルートゥースモジュールの拡大などにより、同14.2%増となった。