2024.05.10 グローリー、3月期連結は売上高・営業益最高
グローリーの2024年3月期連結決算は増収・黒字化。売上高、営業利益ともに過去最高。売上高は生産の正常化、新紙幣発行に伴う製品の更新や改造作業などで増加。利益も売上高増などで大幅増だった。
金融、流通・交通など全セグメントで増収増益。
海外は米州、欧州、アジアなど全地域で売り上げ増となった。為替の影響は売上高でプラス157億円、営業利益でプラス10億円となった。新紙幣への対応に伴う売り上げは500億円。
今期通期連結業績は減収減益を予想。海外は販売増の見通しだが、国内は新紙幣発行対応の反動により減収。営業利益は売上高の減少などで減益を見込むが、コロナ前の利益水準を上回る見通し。