2024.05.14 立花エレテック、3月期連結は売上高過去最高
立花エレテックの2024年3月期連結決算は増収増益。売上高は3期連続、利益は各項目とも2期連続で過去最高を更新。昨年11月に上方修正した公表数値も上回った。FAシステム事業、施設事業で増収増益となり、過去最高実績となった。
FAシステム事業は、FA機器分野が、食品関連、物流関連の設備投資が堅調で、プログラマブルコントローラーなどが大幅に増加。産業機械分野は、自動化設備が堅調。半導体デバイス事業は、一部製品を除き、需給バランスの改善でマイコンなどの半導体素子が国内外ともに前年を上回る実績。一方、電子デバイス分野は、在庫調整による需要減少の影響を受けた。施設事業は、データセンター向け変電設備などが伸長した。
今期通期連結業績は減収減益を予想。FAシステム事業、施設事業が引き続き増収増益を予定。半導体デバイス事業は下期からの回復を想定するが減収減益の見込み。