2024.05.14 ヨコオ、3月期連結はVCCS事業が拡大
ヨコオの2024年3月期連結決算は、VCCS事業の拡大などにより売上高はほぼ前年並みを維持したが、営業利益は大幅減益となった。
セグメント別売上高は、VCCSは、主力の自動車メーカー向けアンテナの販売が自動車の生産台数増や円安効果で増加し、前期比20.6%増と大きく増加。CTCは、半導体後工程検査用治具の販売がロジック半導体検査用ソケットなどの受注減により前期を大幅に下回り、半導体前工程検査用治具の販売も伸び悩んだ結果、同43.7%減。FC・MDは、低調なスマートフォン出荷などによりFCの販売が減少し、同7.5%減。インキュベーションセンターは同19.7%減。
今期連結業績は、増収かつ大幅営業増益を見込む。