2024.07.25 FDK、4~6月連結は増収・営業黒字に転換

 FDKの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、増収となり、営業損益は前年同期の赤字から黒字転換した。電池事業の売り上げ増や円安効果などが利益を押し上げた。

 事業別売上高は、電池事業はニッケル水素電池が海外の市販・工業・車載用途向けで増加したほか、設備関連ビジネス、アルカリ乾電池なども堅調に推移し、前年同期比16.0%増。電子事業はモビリティー・液晶ディスプレー向け各種モジュールやスイッチング電源などが減少し、同16.8%減となった。

 通期連結業績は従来予想を据え置いた。