2024.07.26 トーメンデバイス、4~6月連結は増収・営業増益
トーメンデバイスの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は増収、営業増益となった。
売上高全体の8割弱を占めるメモリー半導体は前年同期比32.5%増収。サーバー・ストレージ、車載向けなどのDRAM、NANDFLASH製品が伸び、需給バランス正常化により価格が上昇基調だったことも寄与した。2割弱を占めるシステムLSIは同31.5%の減収で、システム・イン・パッケージ(SiP)、ファウンドリーの両ビジネスが要因。
米ドル建ての外貨取引について為替相場の変動や為替予約による為替変動リスクを回避した影響により、営業利益は増益、経常利益は減益、純損益は黒字に転じた。
通期連結業績は予想は据え置いた。