2024.07.31 たけびし、4~6月連結は減収

 たけびしの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は減収で営業減益。社会インフラ事業は、医療系装置などが好調に推移し増収増益。FA・デバイス事業は苦戦した。

 産業機器システム分野は、装置システムで倉庫管理やEV用電池関連向けを中心に増加した一方、FA機器で在庫調整の長期化などの影響を受けた。半導体・デバイス分野は、デバイスがインドの車載関連向けなどで増加したものの、中国の省エネ設備関連向けなどが減少。

 社会インフラ分野は、主力の放射線がん治療装置が好調に推移。情報通信分野では携帯電話で高価格端末の販売が増加した。

 通期連結業績見通しは、前回の発表数値から変更しない。