2024.08.09 ASPINAがリアクションホイール量産開始 米に加え欧・日・アジアで拡販

CubeSat向けリアクションホイール(写真はモックアップ)

▶画像ギャラリーへ

 ASPINA(シナノケンシ)は8月下旬から、CubeSat向け超小型リアクションホイール「ARW-3m」の量産を開始すると発表した。宇宙業界最大の市場である米国に加えて、今後成長が見込まれる欧州、日本、アジア市場での拡販を目指す。

 リアクションホイールとは、人工衛星の方向を変化させる姿勢制御に使用される部品。電気エネルギーのみで姿勢制御ができ、太陽電池などで電源が得られれば、駆動力を長期にわたって確保できることが特長だ。また...  (つづく)