2024.09.26 来年6月、大阪でヘルスケア展示会開催 万博の会場外関連プログラム

万博事業の一環として「Japan Health」が初めて開催

 来年の大阪・関西万博の「テーマウィーク」行事の一環として医療機器・ヘルスケアの展示会「Japan Health(ジャパンヘルス)」が万博の会期中に会場外で開催されることになった。日本国際博覧会協会(万博協会)は「健康とウエルビーイングウィーク」の会場外関連プログラム「テーマウィークコネクト」としてプログラムに登録した。26日に大阪市内で記者説明会があった。

 この展示会を主催するのは英国の見本市会社「インフォーママーケッツ」。同社は医療関係の国際展示会開催には実績があり、毎年1月ドバイでの「アラブヘルス」と、ドバイ以外の世界各地で開催。医療関係の展示会開催では50年の歴史があるという。

 今年のアラブヘルスには7000小間が出展、世界最大規模の医療関係の展示会とされている。

 同日の説明会では大阪大学の澤芳樹特任教授(大阪警察病院院長)があいさつ、日本で医療関係の展示会を開く意義を述べた。同社日本法人のクリストファー・イブ社長が展示会の概要について説明した。万博協会企画局の河本健一局長、経済産業省の橋本泰輔商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長、大阪観光局の溝畑宏理事長が出席した。

 イブ社長によると、日本での開催は初めてで、展示会の会期は25年6月25日から3日間、会場は大阪市住之江区の「インテックス大阪」、国内100社、海外70社程度の出展を見込み、4ホールの使用と3万人の来場者を見込んでいるという。(30日付け2面、10月2日のヘルスケア面にも関連記事掲載予定)