2024.10.18 京大が新しい小型センサー考案・開発 植物の健康状態遠隔で確認

植物の葉の裏に設置されたセンサー

 京都大学大学院農学研究科の上妻馨梨助教(研究当時=東北大学大学院助教)と東北大学大学院工学研究科の宮本浩一郎准教授は、植物の健康状態を遠隔からスマートフォンなどの端末で確認できる新しい小型センサーを考案・開発した。植物の葉の裏側に取り付ると、太陽光を遮ることなく、葉の生理応答を正確に測定できる。測定データはオンラインストレージで共有され、遠隔かつリアルタイムにモニタリング可能。葉色や、緑色の色素のクロロフィル含量、環境ストレスの検出も可能で、長期...  (つづく)