2024.10.22 トクヤマ、ソーダ灰製造工程でCO₂吸収効率改善へ 消費電力も低減、28年度目標
トクヤマは国内唯一のソーダ灰供給者
トクヤマは、祖業のソーダ灰製造工程において、CO₂の吸収効率を現状から17%改善し、炭酸化反応に要する消費電力を24%低減する。2028年度の達成を目指す。
半導体のウエハー材料となる多結晶シリコンや洗浄用の高純度イソプロピルアルコール(IPA)などの大手として知られる同社だが、化成品事業も強い。特にソーダ灰は、ガラスや洗剤など日々の生活に欠かせない製品の原料で、国内唯一の供給者だ。徳山製造所(山口県周南市)の生産能力は年間... (つづく)