2024.11.05 NTTや東大など、光量子状態の高速生成に成功 従来の1000倍速度実現、量子コン加速へ 

 東京大学やNTT、情報通信研究機構(NICT)などは1日、量子コンピューターの誤り訂正に必要な論理量子ビットなどに使われる光量子状態の高速生成を実現したと発表した。量子増幅器と、高い量子性を持つ状態を組み合わせる技術を開発。光通信技術の増幅器や測定器と量子コンピューターの融合により、従来の約1000倍の速度で光量子状態を生成した。現行の光子数測定器を改善すれば100万倍高速化できる可能性もあり、量子計算高速化の基盤技術として期待される。

...  (つづく)