2024.11.08 横浜国大が液体金属の微細配線作製 簡単かつ高い自由度、バブルプリント法を提案・実証

 ウエアラブル端末に代表されるフレキシブルデバイスの発展に伴い、液体金属を用いた配線技術のニーズが高まっている。横浜国立大学の向井理特任助教、上野和英教授、丸尾昭二教授らの研究グループは、液体金属の微細配線を簡単に、しかも高い自由度で作る方法として「バブルプリント法」を提案・実証した。液体金属コロイドの酸化被膜を銀に置換して高い導電性を実現した。

 液体金属であるガリウム-インジウム共晶合金(EGaIn)を分散したコロイド溶液中...  (つづく)