2024.12.06 【年末LED照明特集】パナソニック あかりの新価値を提案 「照らし方を変えて、気分を変える」新コンセプトで

パルックLEDシーリングライト パネルシリーズ(丸型タイプ)

 パナソニックは、蛍光灯の生産終了(2027年9月末まで)を控え、LED照明への置き換え提案を強める。

 住宅用照明では、10月から新製品としてパルックLEDシーリングライト パネルシリーズ(丸型タイプ)を発売した。「照らし方を変えて、気分を変える」という新コンセプトで、あかりの新しい価値提案に取り組む。

 従来のパネルシリーズの照らし分けに加えて、パソコン画面が見やすい光で勉強や仕事がやる気モードになるパソコンくっきり光と、ろうそくの炎のようにゆらぐ光(1/fゆらぎ)で就寝前にリラックス気分になる「ゆらぎモード」を新たに搭載した。多彩な照らし分けの演出で、気分を変えられる。

 設定した時刻の10分前から徐々に明るくなり、アラーム音とともにすっきりとした目覚めをサポートする「おめざめモード」も搭載する。

 同社では今後、新製品で「照らし方を変えて、気分を変える」という、ただ明るくするだけではない新しいあかりの価値を提案、店頭でも新しい価値訴求に力を入れる。

 蛍光灯器具からの交換に2ステップで簡単に取り付けられるパルックLEDシーリングライト コンパクトシリーズ(4品番)も10月から発売した。

 本体とカバーの一体化構造により、専用アダプター(カチットT)を取り付けて器具を押し上げるだけの2ステップで簡単に取り付けができる。

 寝室や子ども部屋に外径330ミリメートルサイズや内玄関などに適した外径240ミリメートルのサイズをそろえ、置き換えが十分ではない小さい空間などのLED化を加速していく。

 このほか、アプリ「あかリモ+(プラス)」で光と音を自由にカスタマイズし、気分やシーン・時間で変わるあかりで暮らしを整えるパルックLEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」やスタンダードシリーズ「シンプルタイプ パソコンくっきり光搭載モデル」(6畳/8畳)、「パソコンくっきり光搭載タイプ」(8畳/12畳)など、多彩なラインアップでLED照明の普及に力を入れる。