2024.12.18 方法論から半導体産業を変革 東京科学大学の大橋匠准教授に聞く デザイン理論で新用途創出
「大きなルール作りまで見据えて取り組みを進めたい」と話す大橋准教授
半導体の新しい使い道をつくる—。政府による大規模な投資が進む半導体業界だが、長期的な成長にはこうした視点も重要になる。しかし、「何にでも使える半導体だからこそ、何に使うべきか分からない」という面も。新産業を一からつくり、社会に定着させる筋道そのものに着目し、その研究と実践により業界を盛り上げようとする動きがある。取り組みを主導する東京科学大学の大橋匠准教授に話を聞いた。
—半導体分野とどのように関わっているのでしょうか。 (つづく)