2025.02.04 横河電機、4~12月連結は売上高4%増 中東がけん引

 横河電機の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比4.0%増だが、為替の影響を除くと同0.7%増の横ばいとなる。受注は中東がけん引し、好調に推移している。

 セグメント別では、制御事業の売上高は同5.1%増の3836億円、営業利益は同3.7%増の535億円。地域別の売上高は中国が減少したが、東南アジアや中東・アフリカが好調だった。

 測定器事業の売上高は同9.1%減の223億円、営業利益は同31.7%減の48億円。前年の受注残消化の反動で減収した。

 新事業他の売上高は同12.9%減の28億円、3000万円の営業損失を計上。赤字は前年同期から3億8400万円減少した。

 為替レートの前提を見直した。1ドルを145円から150円に修正。通期連結業績予想を上方修正した。