2025.02.19 【IHクッキングヒーター特集】パナソニック 旗艦モデル、新方式搭載で加熱エリア拡大
業界初の新加熱方式を採用したパナソニックのIHクッキングヒーターSシリ-ズ(写真は匠加熱IHのイメージ)
パナソニックは、昨年9月に発売した200VビルトインタイプIHクッキングヒーターのフラッグシップモデルSシリーズの提案を強める。
新製品は、加熱エリアが奥に約1.7倍広がった画期的な加熱方式「匠加熱IH」を搭載し、今まで以上に多彩な料理をこなせるようになり、調理器具としての使い勝手・調理性能を究めている。
加熱コイルの形状を一新し、左右IHに小型で三角形の「ピースコイル」を各10個配置した。それらを一つのインバーターで制御し、複数の加熱パターンを組み合わせることで、鍋の大きさや材質、煮込み調理、焼き物調理などの状態を判断して最適な加熱パターンを自動選択、きめ細かな加熱調節を実現する。
加えて、ピースコイルをトッププレートの奥側にも配置することで、加熱エリアが約1.7倍(KZ-A1T7K比)に広がり、大きなフライパンやそのまま食卓に運べるオーバル鍋や大型の方形鉄板なども使うことが可能となる。
小さな鍋から大きなフライパン、オーバル鍋・鉄板など底径10~28×奥行き33センチメートルの鍋が使えるほか、左右IHは、前・全体・奥の三つの加熱エリアから選択可能となり、使える鍋の形や大きさ、置き方の自由度が広がる。
さらに、きめ細かな加熱調節と沸騰状態を検知できる独自の「光火力センサー+(プラス)」により、経験とコツが必要な火加減を「煮る」「焼く」「揚げる」の幅広い温度帯ごとに光で見張り、手軽においしく調理できる。
煮込み調理におけるかき混ぜや火加減の調節が不要となる「煮込みアシスト」機能も新搭載、日常メニューの手間を軽減し、ごちそうメニューのレパートリーを増やせる。