2025.04.08 大陽日酸が省エネ型のガス変成技術を開発 熱処理炉向け、酸素燃焼技術利用でCO₂排出80%削減 

 日本酸素ホールディングスグループの大陽日酸は、酸素燃焼技術を利用した熱処理炉向け変成ガス発生プロセスを開発した。従来技術では電気加熱による多量の電力消費が必要だったが、酸素燃焼技術を利用することで、80%のCO₂排出削減効果が得られる。同社は、部品加工など熱処理を利用する幅広い業界をターゲットに、同技術の早期商品化を目指す。

 日本国内では年間約11億2000万トンのCO₂が排出されている。このうち、熱処理などを行う工業炉から...  (つづく)