ベンキュージャパン（BenQ）は、4Kホームシアタープロジェクター「W4100i」「W2720i」を10日に発売する。価格はオープン。

　「AIが導く、ホームシネマの最適解。」をコンセプトに、長きにわたり映像に真摯（しんし）に向き合ってきたBenQが世界で初めてAI（人工知能）搭載の「制作者の意図した色を忠実に再現する」ことにこだわったプロジェクターを開発した。

　W4100iとW2720iは、映像コンテンツに応じてAIが明るさ・色・コントラストを検知し、リアルタイムに補正することで面倒な手動設定なしで常に理想的な画質を提供することが可能な「AIシネマモード」を搭載。映像のリアルタイム補正と、BenQが20年以上にわたり追求してきた映像美へのこだわりにより、〝その瞬間に没入できる環境〟を作り上げる。

　W4100iは、4K UHD（3840×2160）の解像度で、映画制作用マスターモニターと同等の色域を再現するDCI-P3 100％、さらに独自のHDR PROチューニング技術、3200ANSIルーメンの高輝度が特長。

　また、最大200インチの大画面表示も可能で、1.3倍ズーム機能搭載のため投写距離を自由に調整でき、4方向レンズシフトにより柔軟な投写を実現する。

　W2720iは、AIシネマモードに周囲の明るさに適応する自動調光機能が備わっていることに加え、自動スクリーンフィットや8点コーナーフィット機能が搭載されており、気軽に導入できるリビングユースを想定している。

　そのほか、両モデルとも工場出荷時に1台1台にキャリブレーションを行っているため、色域を保証するキャリブレーションレポートを付属。さらにはAndroid TVを内蔵しており、YouTubeやNetflixをはじめとする、多様なコンテンツにも対応し、映画もストリーミングサービスも映画館のようなプロ級の映像表現で視聴できる。