2025.08.06 オーナンバの1~6月連結 営業利益31%増

 オーナンバの2025年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、環境関連市場で需要増があったものの、北米の自動車関連市場が伸び悩み、売上高が前年同期5・4%減の212億8200万円。

 営業利益は環境関連で高付加価値商品の需要拡大による品種構成の改善などにより同30・6%増の11億1900万円。経常利益は為替が円高に動いたことから同22・3%減の8億8800万円、純利益は同69・0%減の5億9500万円。前年同期に旧本社の土地売却益を特別利益として計上したことの反動。

 地域別では日本が環境関連市場で需要回復したものの、その他の関連市場は市況の回復遅れなどにより、同5・6%減の115億7200万円。欧米市場は北米の自動車関連の需要減が影響、同14・6%減の58億7500万円の売上高。アジア市場は中国市場の需要低迷があったが、一部顧客で回復したため同14・8%増の38億3300万円の売上高を記録した。