2025.08.19 川崎重工、大型液化水素貯蔵タンクを製造

液化水素貯蔵タンクの完成イメージ(CG)

 川崎重工業は、貯蔵容量5万立方メートルの地上式平底円筒形液化水素貯蔵タンクが、高圧ガス保安法の特定設備検査申請の設計審査に合格し、播磨工場(兵庫県播磨町)で製作を開始した。同タンクは、日本水素エネルギーが幹事会社として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「液化水素サプライチェーンの商用化実証」で建設する国内基地(川崎市川崎区)に設置する予定。

 水素は燃やしてもCO₂を出さない究極の...  (つづく)