2025.10.01 半導体連携拠点RISE-A 三井不動産が取り組む「中立」なコミュニティー作り

増田氏は「将来的には、半導体の研究開発を行える施設の提供も検討していきたい」と話す

 国内の半導体産業は、人材確保や設備投資のための資金調達、研究の社会実装などさまざまな課題がある。こうした課題を背景に、ユーザーやサプライヤーにアカデミアや官公庁、金融機関などを加えた形で、交流の場を作る動きがある。三井不動産などが中心となり、7月に設立された一般社団法人「RISE-A」だ。同団体で事業部長を務める増田大樹氏に、三井不動産が半導体業界の連携に取り組む狙いなどについて聞いた。

 RISE-Aは、半導体産業に関わるス...  (つづく)