2025.11.17 【EdgeTech+特集】立花エレテック 画像認識AI使いパター体験 オリジナルPoCもデモ
立花エレテックのブースのイメージ
立花エレテックは、会場中央のステージに画像認識AI(人工知能)などさまざまな技術を用いたパター体験コーナーを開設する。来場者のパッティングを解析するなど、次世代のゴルフ練習を体感できる場を設けた。そのほか、オリジナルPoC(Proof of Concept=概念実証)「EGNA(え~がな)シリーズ」や各種AIソリューションを体験できる工夫を施した。合計18のコーナーを用意する。
会場中央のメインステージではカップまで3mのグリーンを設置。グリーン周りには、さまざまなセンサーなどが配置され、人数カウントやフォームの見える化、パット・ボール検出、カップイン判定などができる技術を搭載した。
フォームの見える化では骨格検知AIを活用し、骨格ラインでスイングをリアルタイムに表示。パット・ボール検出はAIがクラブとボールを認識し、動きを追跡できるシステムを搭載。カップイン判定はボールの軌道を解析する。
グリーンには、同社のモーターソリューションを活用したコースの傾斜を変更する仕掛けも用意。パッティングを新しい形で体験できるようになっている。
オリジナルPoC「EGNAシリーズ」は、EGNA-D(AIによる画像認識)、EGNA-Dai(IRセンサーで熱源による人検知)、EGNA-Dair(ドップラーセンサーでAI人検知)、EGNA-B(BLE通信でセンシング)、EGNA-BLoG(工場内の環境モニタリング)を用意。EGNA-Dではペットボトルや缶を認識し、ごみの分別を自動で行うソリューションを実演。デモンストレーションをベースにして、仕組みをわかりやすく解説する。
スマートグラス(遠隔作業支援)のソリューションでは熱源を可視化するシステムを組み込み、遠隔で故障箇所などを確認できるデモを行う。また、透明タッチディスプレーは文字をディスプレーに流すほか、タッチなど体感できるものを用意。
ブースは光るパネルを掲示し、色で展示物を分ける工夫を施し、来場客目線でのわかりやすいゾーンづくりを推進した。









