2025.12.16 環境経営支援のゼロボード、温室効果ガス排出量のデータ管理でタイ企業と連携
企業のサステナビリティー(持続可能性)経営を支援するゼロボード(東京都港区)は、タイのバンコクを拠点とするAI(人工知能)関連企業 のVekin と、脱炭素経営の支援に関する包括的な覚書(MOU)を結んだ。両社は温室効果ガス排出量のデータを管理する取り組みの効率化と自動化で連携し、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現を目指す同国政府を後押しする。
ゼロボードは、温室効果ガス排出量の算定・可視化ソリューション「Zeroboard」を提供している。一方のVekinは、スマートフォンアプリやIoTセンサーで企業の活動データを自動収集する技術やAIでデータを監査する技術などを生かし、国内の複数産業で脱炭素データの管理を支援している。
今回の技術連携では、両社の強みを組み合わせることで、温室効果ガス排出量データの収集や算定から認証に至る一連のプロセスをワンストップで支援できるようにする。両社の強みを融合することで、脱炭素経営に取り組む幅広い企業の実務面の負荷を軽減したい考えだ。







