2025.12.18 エディオン、「家電+リフォーム」新サービス開始 26年は「かきくけこ」訴求
エディオンは新サービスのお家まるごと応援割プラスを開始した
エディオンは17日、家電やリフォーム商材の同時購入で価格を割り引く新サービス「お家まるごと応援割+(プラス)」を開始した。2026年は、リフォームのトレンドになると予想する「かきくけこ」を提案しながら、顧客の暮らしへ総合的に貢献することを目指す。
同社は、09年からリフォーム事業に本格参入した。24年度の年間施工件数は14万件を超え、グループ売り上げに占める比率も8%以上を達成している。
25年には、企業ブランドのタグラインを「家電と暮らしのエディオン」から「家電とリフォームのエディオン」に変更。営業本部ELS統括部の土橋武統括部長は「エディオンが本気でリフォームに取り組んでいくという宣言だ」と力を込めた。
同社が実施した、直近5年間でリフォーム経験のある全国4700人を対象にした「第1回 全国リフォームトレンド調査」によると、25年にリフォームした場所は1位がトイレ、2位が外壁の張り替え・塗装、3位がキッチンまわりという結果となった。26年にリフォームしたい場所は、1位がキッチンまわり、2位が壁紙・クロスの張り替えという結果に。リフォームをしたい理由には、健康意識の向上や家事の効率化などが上位に入っている。
この調査結果から、エディオンは26年のリフォームトレンドとなる要素に「かきくけこ」を上げた。「家計(か)」に優しいリフォーム、「気候変動(き)」に対応したリフォーム、リフォーム希望の多い「クロス(く)」の張り替え、「健康(け)」を意識したリフォーム、家事の「効率(こ)」を上げるタイムパフォーマンスを意識したリフォームをトレンドに掲げ、提案に注力していく。
エディオンは、リフォーム事業のさらなる強化に向け、新しい割引サービスを展開する。
お家まるごと応援割プラスは、450L以上の冷蔵庫とドラム式洗濯乾燥機どちらかの「家電製品」と「リフォーム」の2カテゴリーから、それぞれ同社指定商品を各1点以上、合計2点以上の購入で設定された割引が適用される。例えば、指定のシステムバスとエコキュート、ドラム式洗濯機の3点同時購入で合計販売価格(税込み)から10万円の割引が適用される。
新サービスを通じて、家電とリフォームの最適な組み合わせを実現し、統一性のある住まいづくりを支援していく。










