2026.01.01 【家電総合特集】マクセルイズミ 若年層への訴求を強化、認知度高め事業拡大 平林章代表取締役社長
平林代表取締役社長
家電製品事業では、60年以上の年月で培ってきた電気カミソリ用の刃の製造技術を生かし、電気シェーバーや毛玉取り器を柱とした展開を進めている。今年発売した新製品の拡販や、ユーザー層の拡大を狙った若い世代への訴求活動などの取り組みを加速させたい。
2025年10月には、毛玉取り器と電動シェーバーの新製品を発売した。いずれも当社が強みとする刃の製造技術の知見を最大限に生かした製品だ。
毛玉取り器の「毛玉とるとる」シリーズは、6年ぶりにフルモデルチェンジを行った。刃の製造技術を生かして開発した「デリケート外刃」を搭載し、ストッキングなどのデリケートな衣類にも対応する。秋冬のニット類だけでなく、春夏のカットソーやインナーにも使用でき、フルシーズンで使える。
電動シェーバー「V8シリーズ」では、これまで最上位機のみに搭載していた5年以上切れ味を保つ長寿命刃「サステバ」を中価格帯のモデルにも搭載、より多くのお客さまに使ってもらえるようにした。そり心地のよさを損なうことなく通常の使用で5年間の耐久性、本体と刃の5年保証を実現している。
サステバは、お客さまの中に徐々に浸透していると感じているが、若い世代への訴求が課題だ。
V8シリーズの発売に合わせ、昨年12月から新CMの配信を開始した。人気声優・アーティストの雨宮天さんを起用し、「シェーバーのお姉さん」とシェーバーの妖精「サス手羽ちゃん」を演じてもらった。
Xを使ったキャンペーンも行い、若い世代をターゲットにサステバを浸透させていく。
26年は電動シェーバーと毛玉取り器の拡販に重点的に取り組んでいく。若者に向け、サステバや毛玉とるとるなどの言葉の認知度も高め、ユーザー層の拡大を図る。
新製品については、25年発売の電動シェーバー、毛玉取り器に継続する形でラインアップを増やしていきたい。量販店向けのオリジナルモデルの生産や海外展開にも積極的に取り組んでいく。
25年は社会的な変動の大きい1年だった。外部要因に負けない製品の開発が当社の使命だと考えている。これまで培ってきた伝統を大事にしつつ、優位性のある製品を生み出していきたい。








