2026.01.22 【九州・山口地区特集】長府工産・井村隆社長 自社ブランド強化で売り上げ伸長
長府工産(山口県下関市)は、自社ブランドのトライブリッド蓄電システムの販売で売り上げを伸長。新機種「LiB Tower Pro(リブタワープロ)」は、昨年10月から本社工場横に新設した亀浜第二工場で生産を開始し、年間1万台から1万2千台を目標としている。
新機種は定格出力9.9kWを追加、パワーも上がった。全負荷200Vを標準装備し、万一の停電時でも、エアコンやIHクッキングヒーターといった家電も使える。
従来機種の時から15年保証など長期保証を実施。メンテナンスは自社か販売店で行い、そのための勉強会も各地で開催している。設置は既築物件が多く、ビルダーのほか、量販店でも取り扱っている。
2026年はエコキュートの補助金が昨年より減額される予定で、10万円から7万円と3万円の差だが「2桁から1桁になるのは、印象が全然違う」と、井村隆社長は懸念する。
25年度の売り上げは、昨年度を少し上回る464億円を見込む。25年前半は好調だったが、10、11月は24年の伸びが大きく、同月比では届かなかったことで、当初目標よりも伸長は小幅になった。新機種の発売が年明け以降の売り上げに貢献していくとみている。
社長就任時に、3年後に売り上げ500億円の目標を掲げている井村社長は、4月からの新年度で「売り上げ500億円をぜひやりたい、できると思う」と、新機種発売を追い風に、力強く語った。










