2026.02.02 タイの25年BEV販売、80%増と好調 購入支援駆け込みも追い風
展示会での販売もBEVの好調に寄与(写真は25年12月のMotor Expo Hat Yai、主催者HPから)
タイ工業連盟(FTI)によると、2025年の国内自動車新車販売台数(電動バイク除く)は、前年比8.5%増の62万1166台と、回復基調を示した。電気自動車(EV)の購入支援策の期限を控えた駆け込み需要や、モーターショーやモーターエクスポなどの国内有力展示会での受注増が販売を押し上げた。
FTIは、EV を中心に販売環境が改善した年だったと25年を総括している。25年の国内生産台数は145万5569台で、同0.9%の微減だった。
車種別では、EVの販売が好調に推移した。FTIによると、BEVの25年販売台数は、同80.3%増の12万301台。全販売台数に占めるBEVの比率を19.4%に引き上げた。プラグインハイブリッド車(PHEV)は、同260.6%増の8621台、ハイブリッド車(HEV)が同24%増の14万6059台となった。伸び率はBEVやPHEVに及ばないものの、各車種の中で台数が多く、タイEV市場の中核となっている。
発電専用の小型エンジン搭載で低排出のEREV(エクステンデッド・レンジエクステンダー車)は、971台の販売実績となり、統計上初の数字を記録した。購入の支援策のないICE(内燃機関)は、同16.9%減の12万8893台となり、下降傾向が続いている。
FTIは25年のEV輸出台数を未公表だが、26年については輸出が期待できるとしている。全自動車の25年輸出実績は前年比5.2%減の95万6230台だった。FTIは26年の国内販売台数は、乗用車とピックアップの合計で64万~65万台と見込んでいる。









