2026.02.03 住友電工の25年4~12月、過去最高の業績 全部門で増収増益
住友電気工業の2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結業績は、5つの全部門が増収増益となり、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも第3四半期の9カ月累計として過去最高を更新した。
売上高は、前年同期比7.1%増の3兆6869億円。利益面は、営業利益が同31%増の2710億円、経常利益が同39.7%増の2765億円、純利益が同55.9%増の1772億円。
部門別では、環境エネルギー事業が電力ケーブル、電動車向けモーター用平角巻線、子会社化した日新電機の受変電設備、住友電設における電気工事が増え、銅価格の上昇が貢献した。この結果、同事業の売上高は、同6.4%増の8341億円、営業利益も同6.9%増の561億円となった。
情報通信事業は、売上高が2206億円、営業利益で461億円となり、伸び率はそれぞれ38%、443.3%だった。データセンター向け光デバイス、光配線機器の需要増が貢献した。自動車関連事業は、ワイヤーハーネスの需要が堅調に推移。為替の影響もあり、売上高が同6.1%増の2兆1352億円、営業利益で同14.1%増の1184億円となった。
プリント回路向けFPCなどエレクトロニクス事業は、同5.3%増の3047億円の売上高に対し、営業利益が13.5%増の294億円。産業素材事業は、超硬製品の増加、円高の影響などが奏功し、売上高が同2.6%増の2867億円、営業利益で同47.2%増の212億円。焼結部品のコスト低減が増益に結び付いた。
26年3月期の業績見通しは、前回予想から上方修正した。売上高で前期比4.7%増の4兆9000億円、営業利益で同16.9%増の3750億円を見込む。








