2026.02.13 オリンパス、25年4~12月減収減益 泌尿など一部機器の出荷止め響く

 オリンパスが13日発表した2026年3月期第3四半期(25年4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比1.4%減の7154億円、同35.4%減の営業利益が703億円となった。米食品医薬品局(FDA)の輸入警告などを受けて泌尿器科や外科などで使う機器の出荷を止めたことが響いた。

 消化器内視鏡ソリューション事業は、売上高が同1.3%減の4872億円で、営業利益が同18.5%減の951億円。中でも消化器科処置具分野は、各地域でのマーケティング戦略の強い実行力とプロダクトミックスの改善により、増収を確保。医療サービス分野は、好調な欧州がけん引し、増収を確保した。一方で消化器内視鏡ソリューション事業は、減益となった。

 サージカルインターベンション事業は、売上高が同1.4%減の2281億円。利益面も苦戦し、106億円の営業損失を計上した。泌尿器科分野は、欧州が増収となったものの、一部製品の出荷止めの向かい風を受けた北米で売上高が減少し、減収。呼吸器科分野は、北米や欧州で売上高が伸び、増収となった。外科内視鏡分野は中国や日本で売上高が減少し、減収となった。その他の治療地域は、出荷止めの影響を受けたサージカルデバイスなどで減収となった。

 26年3月期通期の業績予想は、売上高を据え置いたもの、利益の各項目を下方修正した。純利益予想は、前回予想の940億円を下回る500億〜590億円となる見通しだ。