2026.02.14 東芝、25年4~12月期は営業最高益 データセンター需要を追い風に収益力向上
収益基盤の一段の強化を目指す東芝
東芝が13日発表した2025年4~12月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比87.8%増の2147億円と、4~12月期として過去最高を達成した。人工知能(AI)の急速な普及に伴いデータセンター需要が拡大する中、これらを支える送変電・配電事業やハードディスクドライブ(HDD)事業が伸長し、業績を押し上げた。
売上高は、1.8%増の2兆5220億円。純利益は、エネルギーやインフラ関連の主要事業が堅調に推移したことに加えて、キオクシアホールディングス株式の売却益を計上したことも寄与し、2.7倍の4992億円となった。事業別にみると、エレベーター事業やデジタルソリューション事業などが増益基調を継続するとともに、半導体製造装置事業も好調に推移した。
本業の収益力強化や固定費増加の抑制などの施策が奏功し、売上高営業利益率(ROS)は過去最高となる8.5%を達成した。
東芝は中長期的な成長に向けた道筋を付けるため、24年5月に新中期経営計画「東芝再興計画」を発表。この中で、27年3月期までにROS10%を達成する目標に掲げた。副社長執行役員の池谷光司氏は「全社ROS10%の達成に向け、収益基盤のさらなる強化と拡大に取り組んでいく」とコメントした。






