2026.02.24 大和大と奈良先端大、包括協定を締結 最先端技術に触れる機会の創出へ
締結式に参加した松本学長(左から2番目)と塩﨑学長(左から3番目)ら
大和大学と奈良先端科学技術大学院大学は20日、教育・学術分野での連携を推進するための包括協定を締結した。大和大の学生が、最先端の技術に触れる機会の創出や、大学院進学のきっかけづくりに取り組んでいく。
奈良先端大は、大和大が2020年に理工学部を開設した際、助言を行ったほか、大和大を特別推薦選抜試験の協定校にしている。直近2年では、10人ほどが大和大から奈良先端大へ進学している。
また、大和大が所属する西大和学園グループの西大和学園高等学校は、文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に選定。両大学は以前から、2002年から奈良先端大の教員が課題研究の指導と支援を行うなど、交流を深めてきた。
学部横断的な教育による基礎学力・知識の習得や、難関国公立大学院への進学サポートに強みを持つ大和大と、情報科学、バイオサイエンス、物質科学の分野で最先端研究を行う奈良先端大が協定を締結することで、グローバル社会に貢献する高度専門人材の育成を目指す。
今後は、両大学の教職員や学生の交流や、協働教育、共同研究などを進めていく。これまで実施してきた奈良先端大の研究室でのインターンシップや、奈良先端大の教員による大和大での講義などを26年度以降、本格的に実施する。学部の1、2年生の間から大学院の研究に触れることで、大学院進学への興味を高め、学生のモチベーション向上につなげたい考えだ。学部4年生の段階から奈良先端大で研究に着手できる体制の構築も検討している。
大和大の松本伸司学長は、理工学部の大学院進学率を現在の3割程度から6割へ引き上げる方針に触れ、今回の協定締結について「大学院に進学する理系の学生を増やすためのスタートになる」と期待感を示した。
奈良先端大の塩﨑一裕学長は「連携が本格化することで、(これまでとは)志や興味が違った種類の学生が大和大学から入り、新たな刺激となることを期待している」と話した。










