2026.08.25 京セラの「デジ選」、美濃加茂市が採用 10月の市議選で電子投開票 正確性向上、開票負担を軽減
電子投開票システム「デジ選」の使用イメージ
京セラは24日、10月4日に岐阜県美濃加茂市で実施される市議会議員選挙で、同社の電子投開票システム「デジ選」が採用されたと発表した。システムの導入により、投票の正確性向上や開票作業の負担軽減につなげる。
デジ選は、総務省の技術的条件に適合し、地方自治体の選挙で利用できる電子投開票システム。選挙運営に求められる安全性や信頼性を重視して設計した。タブレット端末の画面上で、有権者が候補者氏名や選択肢を確認し、タッチ操作で投票できる。投票内容はデジタル形式で記録され、開票作業の大幅な効率化や開票時間の短縮につながるという。
過去の電子投票では、機器やネットワークに起因するトラブルが課題となった事例もあった。同システムはネットワークを経由せず、投票データをタブレット端末に直接接続した記録媒体へ保存する方式を採用。通信障害の影響を受けにくくするとともに、機器の過熱による影響も抑え、安定した投票・開票環境を実現した。
同市では市議選に向け、有権者を対象に電子投票への理解を促す啓発活動を実施する。ホームページや庁舎内のデジタルサイネージ、広報誌で操作方法を周知するほか、模擬投票機器を使った体験会も開く。実際に投票機器に触れてもらうことで、電子機器に不慣れな人の電子投票に対する不安の軽減を図る。








